飴玉満月

そばだてる耳を無視しても出来上がるのは鉱石の、

緩やかな答えを導き出しては結局これはあるべき段階だったと
赦す過程になってやっと、出来上がる飴玉色の想い出は
赦されるはずもなく一生象って形跡もなくお前以外のあの子と共有しながら生きていくのだこのさきずっと
――――海が嫌い

夏はもっと嫌いなんだと思い知りながら恋をさがしているの飴色の恋を